2018-06-01 第196回国会 参議院 本会議 第24号
消費者は、欧州産チーズが安くなると言っていると国産牛乳が飲めなくなる危機を認識すべきです。酪農版マルキンといった所得の下支え対策も必要と思われますが、答弁を求めます。 グローバル企業に屈したのが種子法の廃止です。米や麦の優良な種を国と県が安く提供する種子法を廃止し、種の情報をグローバル種子企業に差し出すことにしたのです。
消費者は、欧州産チーズが安くなると言っていると国産牛乳が飲めなくなる危機を認識すべきです。酪農版マルキンといった所得の下支え対策も必要と思われますが、答弁を求めます。 グローバル企業に屈したのが種子法の廃止です。米や麦の優良な種を国と県が安く提供する種子法を廃止し、種の情報をグローバル種子企業に差し出すことにしたのです。
ことしの夏から国産牛乳は全く飲めなくなるかもしれないということが業界では大きな話題になっています。このことを国民が認識しなければいけません。ことしの夏から、小売の店頭から牛乳が時々消えるかもしれないということです。 酪農はトリプルパンチです。TPP11と日・EUのFTA、そして指定団体の解体、酪農協の解体が決まりました。
五ページ、国産牛乳がことしの夏から飲めなくなるかもしれないというこの危機、業界では大変なことになっているわけですよね。このことを国民が認識しなければいけない。チーズが安くなるからいいななんと言っているうちに、ことしの夏から、小売店頭から時々牛乳が消えるかもしれないというわけですよ。 酪農はトリプルパンチ。TPP11と日・EU・FTA、それから指定団体の解体、酪農協の解体が決まりました。
こうした状況を踏まえ、補給金制度の改革は、生産現場における不安や混乱を払拭し、経営意欲の維持向上が図られるよう、消費者への国産牛乳・乳製品の安定供給と生産者の所得の増大を旨として進める必要がある。 よって政府は、本法の施行に当たり、生産者が将来に明るい展望を描けるよう、次の事項の実現に万全を期すべきである。
こうした状況を踏まえ、補給金制度の改革は、生産現場における不安や混乱を払拭し、経営意欲の維持向上が図られるよう、消費者への国産牛乳・乳製品の安定供給と生産者の所得の増大を旨として進める必要がある。 よって政府は、本法の施行に当たり、生産者が将来に明るい展望を描けるよう、左記事項の実現に万全を期すべきである。
○紙智子君 私どもも、安全安心な国産牛乳を生産する会というのがありまして、この会の方々から生産現場の実情をお聞きしました。 千葉県で百五十頭搾乳している方は、昨年の生乳の一キロ当たりの経費というのが百八円だったんですね。それが手取り乳価で九十円程度だと。だから、生乳を搾るたびに赤字になるということで訴えられておりました。
やはり、先ほども松木議員からもいろいろと指摘されていたわけでありますが、いかに国産牛乳の需要拡大を、牛乳を飲んでいただく、そのことが大事であると思います。 生産者団体による脱脂粉乳の過剰在庫処理対策、あるいはまた生産抑制対策などとあわせて、この牛乳・乳製品の消費拡大対策を強化することが非常に重要であるということも大臣も認識をしているわけであります。
生乳及び乳製品需給の安定を図るためにも、国産牛乳・乳製品の新規需要開拓の必要性、輸出も含めた需要拡大に向けた取り組みがかなり必要だなというふうに私は考えております。酪農においても攻めの政策を展開する必要があると考えておりますが、それに当たってはやはり知恵を絞っていかなきゃいけないと思うんですね。そこで、ちょっと私なりにいろいろと、ない頭を絞って幾つか考えてみたんですね。
米国産牛乳の輸入再開問題につきましては、一定の条件を満たす米国産牛乳等に関し、国産牛乳と同等の安全性が確保されているかについて、本年五月に食品安全委員会にリスク評価を依頼したところでございます。
そしてまた、牛乳に対するお客様の信頼も喪失させ、国産牛乳の需要拡大に大変御迷惑をかける結果となりました。重ねておわびを申し上げますが、酪農家の皆様へは、基本的に農林水産省の御指導をいただきながら、現在、三点考えております。 一点目は、配乳変更によります運送費の増加分の負担でございます。二点目は、加工向け数量の増加に伴います価格の補てんでございます。
輸入の乳製品を原料にして水をまぜて、それをもってつくった還元乳があり方として望ましいのか、それとも国産牛乳が望ましいのか。この辺の論議というのも、既にもう基本法論議で私一度やっておりますけれども、そうした観点をきちっと踏まえて強力にこの点をお進めいただきたいということを、この際、お願いしておきます。よろしいですね、大臣。
六 国産牛乳・乳製品の消費の一層の拡大を図るため、その優れた機能や商品に関する情報を的確に消費者に提供するとともに、表示の適正化を推進すること。 特に、需要の増加が見込まれるナチュラルチーズ、生クリーム等について、国内生産の総合的な振興を図るとともに、地域の実情を踏まえた有機畜産の振興策等を早期に検討し、確立すること。
七 牛乳・乳製品の有する優れた機能や商品に関する情報を的確に消費者に提供するとともに、牛乳類の表示の適正化を推進し、国産牛乳・乳製品の消費の一層の拡大を図ること。 右決議する。 以上の附帯決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の御承知のところと思いますので、説明は省略させていただきます。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
比較的少ない飲用牛乳等の消費拡大を図ることが生産面から見ても重要な課題となってきているところでありまして、農林水産省といたしましては、こうした観点から、平成七年度から新たに、生産者、乳業メーカーが共同で、二カ年にわたりまして総額五十億円の基金を造成して、飲用牛乳を中心とした消費の拡大を実施する事業を行おうとしているところでありますけれども、これに対して、国といたしましても、七億円の助成措置を講じて、国産牛乳消費拡大緊急特別対策事業
それから、余剰生産、国産牛乳製品が過剰になっておる。在庫がだんだんふえております。これは自給率の高まりと外国製品の流入に起因するものであり、四十四年は民間過剰在庫五十万トンが牛乳として余る。それから事業団が買い上げに出動するまでになっておりますが、何で政府はこうなっておるのに生乳を学校給食に使わないか。四十四年度には二万一千七百五十七トン輸入していま手持ちしておる。
これは本気になってやるものができれば、何も三五%関税を払ってやったほうが、国産牛乳を処理してやるよりいいのですから、いまやっている企業家が放棄せざるを得ない。現在の自分の持っておる販売シェアを維持しようとすれば、いまやっておる国産化部分も放棄しなければ、それをかかえたのではとても太刀打ちできない、こういう現象がはっきり出てくるのです。どうしてそういうもので規制できるか。
それには国産牛乳をふやさなければならぬ。牛乳をふやすためには、いま申し上げたようなカゼイン、乳糖というような、そういう抜け穴をそのままにしておったんでは、国産の牛乳はふえない。そういうところを関連づけて真剣に考えていただきたいと思います。
こういう現状を一刻も早く是正いたしまして、われわれのつくりましたほんとうのフレッシュミルク、鮮度と芳香を持つ日本の国産牛乳、これをもちまして飲用牛乳市場をおおい尽くすという方針を確立していただきたいのでございます。 これには、まず第一に、現在の消費者価格の体系の問題でございます。現在、なま牛乳をびんに詰め、そのまま販売いたします牛乳を普通牛乳と称しております。
どういうわけでへっぴり腰でおるかということが全然わからないわけなんですが、近代化計画から見ても、将来国産牛乳は市乳化の方向に進めるわけでしょう。昭和四十六年の計画達成年においては、国産牛乳の七〇%以上は市乳に向けるということになっておるわけですよ。この状態ではそれは到達できないとしても、とにかく総生産が上がらなければ市乳化の割合はますますふえると思うわけです。
これは、一昨年国会におきまして加工原料乳補給金制度の審議の際、いまの酪農あるいは牛乳の消費の動向から見て、国産牛乳については飲用を重点にするということが、酪農近代化計画の中にも明らかになっておるわけです。
○芳賀委員 国産牛乳の五カ年計画、これはこの農林委員会が昨年酪振法の改正の機会にいま審議官の言われた措置をとったわけですが、それは法律をつくったわれわれのほうがよくわかっておるわけです。五カ年間で、昭和四十五年度で完全に国産牛乳を供給できる体制を、これは当局で進めてもらっておるわけですが、いまお尋ねしたのは、僻地学校の生徒に対しては国の負担で給食を行なっておるわけです。